Long Knicker Pants (2530) by 寅壱
昨年末「WTAPS」とのロングニッカズボンがリリース。その後に、ニッカズボンが「2G」でリリースをされにわかに日本の伝統的なワークウェアシルエットが注目を浴びることとなった。
その中でも今回は寅壱の代表的なボトムス「ロングニッカズボン(2530)」を紹介したい。
ニッカズボンは、そもそもがオランダで発祥したワークウェアのスタイルなのだが、職人のシルエットとして独自に進化を遂げたのが日本における寅壱の「ニッカズボン」「ロングニッカズボン」だ。
ストレートの太めのチノパンを足下で締め、ジョガーパンツ的な発想でデザインされたのが職人仕様の「ニッカ」であり、その後様々な派生シルエットが誕生をした。
履き心地は、とにかく膝に纏わり付かないので厳つい見た目とは裏腹に快適な通気性を確保している。
ロングニッカは文字通り、ニッカズボンより「長い」シルエットであり、それこそ履く本人のシルエット、特に「足の長さ」が問われるプロダクトだ。現に、寅壱が昨年行なった東急ハンズでのポップアップストアでは、多くの外国人の評価はニッカズボンより、ロングニッカズボンの方が高かった。
モード的な着こなしより、厳つさが増すロングニッカズボンだが、足首を締めるポジションで様々なシルエットが楽しめるのも大きなポイントだ。