Original “T-Shirts” by 寅壱
寅壱が考えたTシャツは、ミル・スペックを意識したタフな仕上がりとなった。
夏の現場は過酷だ。猛暑の現場で求められるのは、汗を即時に乾かす速乾性、摩耗に対する強度、想定できる環境への耐久性が全てだ。
そしてゴワゴワした感じがなく、着やすく、ちょっとした冷感があると申し分がない。
そうした中、これらの条件を全て併せ持った素材としてコーデュラナイロンと綿の混紡生地に行き着いたようだ。
このコーデュラナイロン混紡生地は10オンスの厚みがあり通常のTシャツに比べて格段に分厚い。
言わば、こうしたヘビーオンスなTシャツは”PRO CLUB”によく見られるがそれよりも厚い印象だ。だが、ナイロンとの混紡なので手に取ると見た目より軽く、接触冷感を体感できる。
そしてシルエットは作業現場を想定しているので着丈は短い仕様だ。だが、ボックスシルエットなので身幅に対しての余裕が見られるので、ファッションカジュアルとして着るには2サイズアップを行えばで十分にカバーできる。最近の太めのカーゴパンツや、夏場のハーフパンツとの相性は格段に良いと言えるのではないだろうか。
色展開は、ほんの少し暖色がかった白、深みのある黒、クールな印象があるグレー、そして汎用性が高いサンドベージュの4色展開だ。
グレーやサンドベージュはどうしても夏場は汗が染みるのは避けられないが、この寅壱のTシャツならば速乾性で十分にカバーできるかもしれない。
また、マニアックなサプライズとして”CORDURA(R) ”のOlive Tagが付いている。
これは基本的にミル・スペックのものにしか付かないタグなのだが、今回のプロダクトには結果的にOlive Tagでの表記となった。
是非この寅壱が提唱をするアンダーウェアのコンセプトを体験してみて欲しい。
生地 / 綿60%・ナイロン40%(コーデュラ混天竺)