寅壱とダニエルアーシャムとのコラボレーション、寅壱 FOR THE STAFF OF ARSHAM STUDIO
日本の作業着文化を牽引する寅壱とアメリカを代表する現代アート第一人者、ダニエルアーシャム氏がコラボレーション。2018年頃、日本の職人文化をリスペクトするダニエルアーシャム氏のたっての希望で、2Gのファッションディレクターである 小木”Poggy”基史氏がダニエル氏を仲介。ダニエルアーシャム氏と寅壱との出会いが実現し、密かに進行していたプロジェクトとのことだ。
ダニエルアーシャム氏より考案されたアイテムは、寅壱の伝統的な作業着ライン(THE HERITAGE LINE)と現在進行形の作業着ライン(THE MODERON LINE)のアレンジコンセプトによるプロダクト。
伝統的ライン(THE HERITAGE LINE)として、寅壱が創業以来ロングランを続けるニッカズボンにカーゴポケットを加えるアレンジを施した「カーゴニッカ」と、ニッカズボンより比較的近年開発された「トランスポートカーゴパンツ」。これらは厚手のダック生地と撥水性能の高いブリザテックにて制作し合計4種がリリースされ、付属品として同素材による巾着バッグが同梱される。
現在進行形ライン(THE MODERON LINE)として、現在のワークウェアとしての寅壱のファンにとって最も身近な「TORA」ロゴや、新たにピクトアイコンを入れ込んだボックスロゴをダニエルアーシャム氏がデザインをとして考案。それらのクリエイティブを使用した7オンスのオリジナルボディによるTシャツ、マスクドフーディー、ブリザテック素材によるキャップ、大容量のターポリンバッグなど、「現在のワークウェア」がダニエル氏独自の視点にてプロデュースされている。
プロダクトの先行販売は、2020年11月22日より渋谷パルコ「2G」にて行われ、その後は寅壱のストリートウェア販売サイトでも販売される予定だ。
また、寅壱からのたっての願いで、小木”Poggy”基史氏に着用モデルをオファー。見事にダニエルアーシャム氏が考案したアーシャムスタジオのスタッフウェアを着こなしている。